1870-1937年。オーストリアの精神科医・心理学者。個人心理学の創始者。フロイトの同僚だったが、のちに決別。人間を社会的存在として捉え、「共同体感覚」と「劣等感の克服」を重視した理論を展開。
人間の行動は過去の原因ではなく未来の目標に導かれているとする考え方。「なぜ」ではなく「何のために」という視点で問題を理解します。
人は勇気を持つことで変化できるという信念。批判や叱責ではなく、相手の長所や可能性に焦点を当てて勇気づけます。
他者との協力関係や所属感を重視。個人の問題解決も社会的文脈の中で考え、貢献できる喜びを見出します。